任意売却を、検討しなくても良い場合・検討すべき場合

返済が大変になった場合、何が何でも任意売却をしなければいけない訳ではありません。

任意売却を検討すべき場合と、検討しなくていい場合を考えてみました。

（任意売却をしなくてもいい場合）

・１～２か月程度の滞納が出ただけで、次の仕事も決まっており返済に追いつける

・ご親族などを頼ってローンの穴埋めができる

（任意売却を検討したほうがいい場合）

・まだ滞納はないが、収入の見込みがなく近い将来必ず返済ができなくなる

→返済の見込みがない場合は、早めの対応したほうが取れる選択肢が多くなります。

・３か月以上滞納をしてしまい「保証会社の代位弁済」「期限の利益の喪失」に進んでしまった場合。

→この段階まですすんでしまうと、基本的には任意売却か競売かの選択になります。

・保証人がついており、迷惑をかける可能性がある

→相手方を巻き添えにする前に、早めに今後の作戦を考えたいケースです。

・不動産の価値に対し、借入額の残高が少ない。

→競売で強制的に売られるより、ご自身の希望条件で売ることができる可能性があるケースです。