今回のブログを書いているのは、2024.1です。
元旦は浜松の自宅にいたのですが、石川県の地震があった時間はゆっくりした波のような揺れを感じ、
一瞬東北での震災を思い出しました。あわててテレビをつけたところ、石川県で津波警報。翌日以降に被害の状況がわかるにつれ、倒壊した家屋の多さに驚かされております。
私が子供のころから、東海地方は真っ先に地震が来ると教えられてきましたが、ほかの地域の大きな地震に気を取られ、どこか自分が油断をしているような気がしています。
つきましては、今回は住宅の耐震等級について改めて考えたいと思います。
耐震等級とは、2000年にできました品確法という法律に基づきまして、1~3級の等級で耐震性を示してくれる制度です。
この数字がおおきくなるほど耐震性が高いことの証明になります。
・耐震等級1
現在の建築基準法の最低レベルの耐震性は備えているレベルです。
最低レベルとは言っても、数十年に一度レベルの地震(震度5程度)では大規模な損傷は受けないといわれるレベルです。数百年に一度(震度6~7)では即倒壊はしなくても、大きな損傷が出るレベルとされています。
・耐震等級2
数百年に一度(震度6~7)の1.25倍の地震がきても倒壊しないレベルです。
災害の避難場所とされる建物(学校や公民館)はこのレベルが求められるそうです。
・耐震等級3
数百年に一度(震度6~7)の1.5倍の地震がきても倒壊しないレベルです。
警察・消防署はこの基準の建物が求められるそうです。
現在の建築基準法の耐震基準は、昭和57年(1982年)以降のものとなっております。それ以前の建物は、耐震等級1のレベルを満たしていないことがほとんどのようです。
明日もグッドな一日を。今日も一日、お疲れ様でした。
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