先週、某市の社会福祉協議会の担当者様から、ご自宅売却案件のご紹介を受けました。
案件の概要はこのような状況です。
・ご主人、奥様共有名義の一軒家(すでに空き家)
・ご主人が倒れられ、病院から自宅へ戻るのは難しい状況(近く介護施設へ越される予定)
・住宅ローンの残有り
・今まで遅れながらも年金で返済をしてきたが、今後の返済の見通しがたたない。
(社協の担当者様が、金融機関側との間に入り対応されておりました)
社協の担当者様も、当然不動産取引については専門ではありません。
こういった状況で奥様を紹介され、社協の担当者様(社会福祉士さん)から引き継ぎを受けました。
まず私どもとしては、借り入れの状況を把握するところから始めました。
金融機関(保証会社)の代理人として、弁護士事務所が選任をされており、そちらと連絡を取らせていただき、売却条件など打ち合わせさせていただいております。(ちなみにこういったケースで、金融機関の窓口として弁護士事務所が選任されてるのは稀なケースです)
それとともに、ご主人に売却意志があるか、また意思能力があるか非常に気になるところでした。(名義人が売却に反対したり、判断力がないと売却が難しいことがあります)
社協の担当者様と同行してもらい、病院のご主人のところへ訪問の上面談し、辛うじて会話ができる状況であることを確認してきました。同時に売却の同意を無事いただくことができました。
(2023.11現在、販売活動に入らせていただいております)
社会福祉協議会など福祉の現場では、利用者様の生活を安定させるため、様々な活動をされているとのこと。不動産があっても、目先の生活資金やローンの返済資金が無いといったケースはよくあるそうです。
今回の社協の担当者様からは、以前より不動産に関するご質問をいただいておりました。
今回の担当者さまの件で実際に売却活動にはいるのは初めてですが、常にお困りごと相談だけでも受け付けるというスタンスでやっております。
「こんな質問してもいいのかな」というのは気にせず、グッド不動産売買へご相談いただけると幸いです。
明日もグッドな一日を。今日も一日、お疲れ様でした。
本ブログに関連して不動産を売却したい、詳しく聞きたいという方は、グッド不動産売買までご相談を頂けると幸いです。ご相談はこちら→お問い合わせ
(静岡県西部であれば、訪問売却相談も可能です)
不動産売買のお困りごと、当ブログで取り上げて欲しいものがありましたら、「お問合せ」よりご質問ください。