最近、ご高齢の方が所有する不動産売却についての相談をいただくことが増えました。今回は、ご高齢の方が不動産売却をする際の注意点について、思うところをまとめてみたいと思います。
ご高齢の方が所有する不動産売却について考えるときには、下記のことが実際にできるか、できない場合はどうするか、考える必要がありそうです。
・不動産を売却することを、判断することができるか
年齢が増すごとに、判断力が落ちていくのは当たり前のことです。
法律上では、不動産を売却することを理解して表明することができる能力(意思能力といいます)が求められます。
意思能力のない法律行為(売買契約も法律行為です)は無効とされる可能性があります。
・実際の手続きができるか
不動産売却の手続きは、売買契約書にサインをするだけではありません。
思いつく作業ですが、
お住まい中の家の売却であれば、引越しや片付け
お金を受け取り、経費を支払う、管理する
印鑑証明や住民票、戸籍謄本など取得しに市役所へ行く
測量に立ち会う、境界杭の確認をする
売却後に税金の確定申告をする
体がお元気であれば普通にできることも、お年とともにできなることが多くなってくると思います。私ども不動産会社の支援ができるものもありますが、ご高齢のご本人だけでは心許ない場合もありえます。
こちらでは上記を踏まえながら、ご高齢の方の段階に応じて、不動産売却の際に注意することを考えていきたいと思います。
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ご高齢者の不動産売却(お元気なご高齢者でも注意いただきたいこと)
明日もグッドな一日を。今日も一日、お疲れ様でした。
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