不動産売買ブログ

権利証と登記識別情報(確認の仕方について、少し詳しく)

2023.12.7

実物が見つかっても、中身をよく確認しましょう。

不動産の「権利証」がどんなものか、ご存知でしょうか。

業として不動産取引をしていますと頻繁にみかけるのですが、普段の生活で権利証を見ることはあまりないのかと思います。

権利証と登記識別情報の見た目はこちら

権利証と登記識別情報(権利証とはどんな見た目?)

権利証と登記識別情報(平成19年以降は登記識別情報通知です)

 

権利証や登記識別情報らしい表紙が見つかっても、安心しないでください。

それが売買に使う権利証(登記識別情報)かよく確認する必要があります。

 

権利証を確認する際は、「全部事項証明書」を見ながら確認する必要があります。

「全部事項証明書」ですが、ひと昔前は「登記簿謄本」と呼んでいたことから、今でも「トウホン」と呼ばれることが多いです。

全部事項証明書の見た目はこちらです。

 

 

浜松市や静岡県西部の法務局では、平成19年11月~12月に権利証が廃止されたのですが、

それ以前に売買や相続などで登記をした方は、売却時に権利証が必要になります。

表紙はこのような感じです。

 

 

 

 

 

権利証(登記識別情報)を確認する際は、まずは所在地などの不動産の表示があっているか確認します。

次に上の画像の赤丸部分、受付日付と受付番号を確認します。

この日付と番号が、権利証や登記識別情報に記載されているか確認します。

上の全部事項証明書の登記識別情報はこちら

古い権利証の場合は、こちらでみたような→権利証と登記識別情報(権利証とはどんな見た目?)

朱い「権利済」と書かれた部分に日付と番号が記載されています。

ここで確認をしてください。

 

明日もグッドな一日を。今日も一日、お疲れ様でした。

 

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